google-site-verification=_M3oSGDpom-Ol7dyqXjQf8DNsloj0M0mkGLGtbh7mKY 蝶花楼桃花の名前の由来は?落語家の名前ってどう決まるの? | 長野まったり生活ブログ

落語家の蝶花楼桃花の名前の由来はどこから?落語家の名前ってどう決まるの?【ポツンと一軒家】

女優

2022年にテレビでも改名したと話題の、女性落語家の蝶花楼桃花(ちょうかろうももか)さん。

すっきりしたショートヘアがとてもよく似合う、笑顔に愛嬌があるかわいらしい方ですよね。

そんな蝶花楼桃花を初めてテレビで見たときは、その名前を読むこともできませんでしたし、女性でも落語家っているんだなあという感想を持ちました。

そこで今日は、芸名であるこの素敵な名前の由来や蝶花楼は本当に存在する苗字なのか、また落語家の名前はどう決まるのかなどを調べてみることにしました!

落語家の苗字にまつわる雑学も盛り込んでみましたので、ここで少しでも落語の名前に詳しくなっていただけると嬉しいです!

蝶花楼桃花のプロフィール

名前:蝶花楼桃花(ちょうかろうももか)

本名:高橋由佳(たかはしゆか)

生年月日:1981年5月13日

出身:東京都

職業:落語家

好きな芸能人:中村倫也

初めて名前を見たときには本名⁉と思わず検索してしまいましたが、「ぽっぽ」・「ぴっかり☆」に続くご自身3つめの高座名なのですね。

高座名と聞くと、〇〇亭、〇〇家などの名前を思い浮かべてしまいますが、最初の2つの名前はとても新鮮でかわいらしいおちゃめな印象を与えてくれると同時に、こんな名前でもいいんだ!と新しい気づきを与えてくれる名前でもあります。

蝶花楼さんは幼稚園のころからお芝居に興味があり、宝塚に憧れていたそうですが、身長が足りず養成学校にすら入れなかった過去があると明かしています。

そんなときに落語に出会い、落語界では数少ない女性落語家としての道を歩み始めたのだそう。

蝶花楼桃花、高座名の由来

さて、2022年に真打に昇進して得た3つ目の高座名「蝶花楼桃花」の由来は一体どんなものなのでしょうか。

NHK番組での取材には、「蝶花楼」は江戸時代から存在する亭号で、七代目蝶花楼馬楽が2019年に亡くなってからはその名前を継ぐ人がいなかったと答えていました。

なぜ小朝師匠が「蝶花楼」の亭号を選んだのかを調べてみると、ご自身の師匠の名前が「蝶花楼小照」だったからで、その名前を途絶えさせたくなかったという彼の師匠を思う気持ちが伝わってきます。

また、師匠の春風亭小朝師匠が「蝶花楼」の名前が消えてしまわないようにとの思いにプラスして、画数に大変もこだわり大吉の字画になるように時間をかけてつけてくれた名前だそう。

通常は師匠の亭号を受け継ぎ、自分の高座名を名乗るそうですが、蝶花楼さんの場合は師匠が自ら別の亭号を付けてくださったんですね。

春風亭小朝師匠の本名は花岡宏行というそうで、師匠の名前にも入っている「花」の文字が2つも入っている高座名を背負い、蝶花楼さんは「ずしんとした重みを感じます」とコメントしていました。

「ぽっぽ」や「ぴっかり☆」などチャーミングなひらがなネームも蝶花楼さんのイメージとマッチしてとてもお似合いでしたが、漢字の名前もとても素敵ですね。

蝶花楼さんの明るい雰囲気を崩さず、かつ落語家としての活躍もしっかりと感じさせてくれる唯一無二のお名前だと思います。

蝶花楼は実際にある苗字?

さて、蝶花楼という苗字は亭号という話がありましたが、亭号以外にも実際にそういった苗字の方がいるのでしょうか。

調べてみましたが、やはり落語家の方以外にこの名前がついている方はいませんでした。

字面がかなりきらびやかとしているので、実際にいたらどんな家柄の方なのだろう?と気になってしまいますね。

「亭号」について

余談ですが、亭号とは落語家にとっての芸名の苗字のようなもので、有名な亭号でいうと、「春風亭」や「桂」、「三遊亭」などが思い浮かびますね。

興味本位で調べてみましたが、今は空き亭号になってしまっているものも含め亭号の種類はなんと200種類ほどもありました!

明石家さんまさんの「明石家」も実は亭号の一つだそうですが、こちらは実在する苗字でもあるそう。

そのほか、「朝寝坊」「寿司屋」「忠犬亭」などかわった亭号もちらほら。落語はお話ひとつでお客さんを楽しませる職業であるからなのか、その名前からクスっとしてしまうものもありました。

まとめ

さて、ここまで蝶花楼桃花さんの名前の由来や亭号のつけ方などについてみてきました。

彼女の師匠である春風亭小朝師匠が、自身の師の名前を受け継ぎ心を込めてつけてくれた素敵な名前だということがわかりました。

また、蝶花楼は落語家にとっての苗字で亭号と呼ばれるものであり、実際に苗字として使用している人がいないことも判明しましたね。

亭号のつけ方に関しては、本来は師匠の亭号を弟子が受け継ぐ形をとるものですが、今回の蝶花楼さんのように師匠自ら別の亭号を付ける場合もあることがわかりました。

まだまだ落語家というと男性のイメージが強いですが、蝶花楼桃花さんのおかげで女性落語家さんも活躍の場がかなり増えてきたのではないでしょうか。

実際に今では蝶花楼さんが「桃組」と名付けた出演者が全員女性落語家という落語興行も行われていて、落語に興味を持つ人がどんどん増えているそう。

私は実際に落語を見たことはありませんが、同じ女性が男性社会である落語の世界で活躍しているのは素直に嬉しいと感じますし、ぜひ見に行ってみたいと思わせてくれました✨

朗読劇やお芝居にも挑戦されているという蝶花楼桃花さん、これからもたくさんのジャンルで、その活躍が見られたらいいなと思っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました